トラウマのお話。
話の流れ的にまずは超特急を好きになったきっかけとかを書くべきであるはずなんですが、
私の場合このことを書いた方がいいと思って先に書きます。
てかこのブログはこれを書くために作ったって言った方がいいかな?
私はまあ自己紹介でお話した通り昔結構色んなライブ行ってました。
それは20代前半のお話。
でもその前(10代)はとあるアーティストだけしか行ってませんでした。
音楽もその人(もしくは関連するアーティストさん)だけしか聴いてなくて
私の音楽の世界はその人しかいませんでした。
そのアーティストさんはとあるグループをしてらっしゃって、
私はその人達が結成1年の頃にファンになりました。
でもその人たちはその翌年には解散してしまいました。
…そうです私はファンになって1年ほどで解散の辛さを知ってしまったんです。
初めて好きになったアーティストがこういう形でなくなってしまいました。
そしてその年にアーティストさんは別のグループを作りました。
受け入れるのに時間がかかりました。
違うボーカルということにものすごく違和感を感じました。
一度はもうファンをやめようとも考えました。
でもとある曲がとても心に響いてやっとボーカルを、グループを受け入れることができました。
そのグループも3年半で解散してしまいました。
だんだんとボーカルのポジションが酷くなっていったんです。
アルバムの中でボーカルが歌う曲が半分以下とか…
ボーカル以外のメンバーで新たなユニットを組むとか。
だんだんと目に見えて痩せていくボーカルを見るのがつらかった。
今のようにネットのない時代、本人たちの気持ちも何もわからない状態で、
私達ファンはどうすることもできなかった。
解散の時はライブもせず、ファンクラブから来た手紙1枚だけでした。
解散してから私は「ああ…このアーティストさんは大好きだけど、きっとこのままファンでいると同じ辛い思いをずっとし続ける…」
そう思った私はファンを辞めることにしました。
これからの曲は愛せないかもしれないでも、今までの過去の曲は全部愛そう。
そう思ってファンを辞めたので今もそのアーティストさんの曲は聴きますしとても大好きです。
私はその後、このぽっかり空いた穴を埋めてくれるアーティストさんはいないか、
俳優さんはいないかと色んなジャンルの音楽や色んな芝居を見に行きました。
でも空いた穴はなかなかふさがらず、もうほとんど諦めた状態でした。
超特急に出会うまでは。
私はボーカルが変わる、ボーカルが痩せていくということにものすごくトラウマがあります。
実を言いますと私は超特急の黒い人の声が入っている曲が聴けません。
動画や映像も基本的に見れたりできません。(最近黄さんは克服しつつあります)
私の超特急はシューくんとタカシくんだと何度も言ってる理由はここからです。
もちろん彼らと私が好きだったアーティストとは全く違うジャンルですし、環境も違います。
10年続いてきている彼らにとても失礼な話だとは思いますが、それでも不安です。
多分これからも不安を抱えながら彼らを応援していくことになると思います。
ただ、この不安は薄れていっていると思います。
いつか何も思わず笑顔で彼らを見て、そして過去の超特急も受け入れられる日が来ることを願ってます。